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経営者なら知っておきたい飲食店の「サブスクリプションモデル」とは

様々な業界で注目を集めているサブスクリプションビジネスを皆さんご存知でしょうか?「サブスク」と略されるこのモデルは、実は私たちの生活の中に定着した者でしたが、近年、意外な業界にも展開し始めたことで注目を集めています。その意外な産業こそが、外食産業なのです
今回は、今話題の「サブスクリプションモデル」について解説し、飲食店を営む皆様がサブスクを導入する方法についてご紹介していきたいと思います。



「サブスクリプションモデル」ってなに?

一言で言えば「定額制」のことです。皆さんも一度は利用されたことがあるはずです。

例えば、電車の定期券。定期券は一定期間、指定区間の電車利用が乗り放題になりますね。他に代表的なのは音楽やマンガ等の定額制サービス。月額料金を支払って音楽が聴き放題だったり、マンガが読み放題だったりします。



このような、一定期間分の料金を支払うことで、その期間お金をかけずにサービスを受けられるモデルをサブスクリプションモデルと呼ぶのです。
では、飲食店にとってどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

【メリット】
  • 天候などの条件で左右されない安定した売上を得ることができる
  • 利用状況等のデータを集積することで、対策や顧客管理がしやすくなる
  • 顧客の来店頻度が増え、「ついで買い」による売上増加も期待できる
【デメリット】
  • 価格設定・計画が難しい
  • 初期費用がかかる、会員を集めるのに苦労する

サブスクリプションモデルを導入すれば、より円滑な経営や売上が期待できるといえます。顧客側としても、定額サービスのお得さや便利さに注目しており、ニーズのあるサービスといえるでしょう。

一方で、導入には入念な企画設計・戦略等の準備が必要になります。お客様が良いサービスだと感じることのできるサービスに企画できないと、それ相応のリスクが生じることになるので注意しましょう。



サブスクリプションモデルを導入している店舗事例

このようなサブスクリプションモデルの波が、今外食産業にも押し寄せています。そこで、実際にサブスクリプションサービスを導入している店舗の事例をいくつかご紹介いたします。

・金の蔵

居酒屋チェーン「金の蔵」ではモバイルアプリ「金の蔵公式アプリ」で「プレミアム飲み放題定期券」というサブスクリプションサービスを利用することができます。そのサービス内容は名前の通り。通常1,800円の「プレミアム飲み放題120分」が、なんと月額4,000円で毎日利用することができます。



一日に換算すると約¥130で飲み放題を楽しめる計算になります。ルールとしては、同店舗の利用は一日一回まで。同じ日に他店舗にはしごをすれば一日に何度でも利用することができます!

・coffee mafia

今の飲食サブスクリプションブームを巻き起こしたパイオニアが、西新宿と飯田橋に店舗を構えるcoffee mafia。月額3,000円で会員になり、店頭にて会員証を提示することで、1来店につき通常1杯300円のラージサイズコーヒーが無料でもらえます。ラージサイズコーヒー以外のドリンクは240円引きで利用することが可能です。他にもバターコーヒー700円やこだわりの豆を使ったスペシャリティコーヒー、640円のスムージーなど全ドリンクが毎日無料になる月額6,500円のプランも用意されています。

こうした飲み放題プランやドリンクなどが、現在のサブスクリプションモデルの代表的な商品になってきます。しかし、サブスクリプションモデルで提供するものに制限はありません。まだまだ可能性のある領域ですので、自由な発想で様々な商品やサービスの提供にチャレンジしてみてください。



サブスクリプションモデルを導入・始めるには

いざサブスクリプションモデルを導入しようとしても、上記のようにきちんとした企画・準備を行わないと導入は難しいです。しかし、その準備の手助けとなるサービスも数多く登場しています。



・POTLUCK(ポットラック)

POTLUCKは提携する様々な飲食店のテイクアウトサービスを定額料金で利用することができるサブスクリプションサービスです。「ランチ難民」問題に着目し、定額でチケットを購入した利用者が、提携している店舗から事前にメニューを選び注文しておくことで行列に並ぶことなくテイクアウトのランチを受け取れるシステムです。

このサービスに提携する飲食店のメリットは、掲載費用が0円だという点です。費用をかけずに新規顧客の獲得、ランチタイム売上の拡大が期待できると言えます。

その反面、忙しいランチタイムに並行して、テイクアウトのオペレーションを行う余力があるかどうかを正確に見定める必要があります。

・FOOD PASSPORT(フードパスポート)

FOOD PASSPORTはたったの月額980円で、提携している店舗で一月10回まで食事ができるサブスクリプションモデルです。提携店舗が掲載する余剰食材を使ったおまかせメニューから選ぶことができ、食品ロスの問題解決に貢献しているサービスです。

このサービスも、飲食店から支出する費用はありません。お店のロスを減らせると同時に新規顧客を獲得することが期待できるので、より効率的な経営に役立つと言えるでしょう。他方、余剰食材を用いたおまかせメニューの作成、そのメニューの写真を掲載しなければならない等、求められる作業もありそうです。

有償無償問わず、個性的なサブスクリプションモデルが数多く存在しています。総じて期待できるのは、新しい顧客の獲得です。今まで利用のなかった人々に、こうしたサービスのアプリや広告をキッカケにお店に来店してもらえることが望めるでしょう。こうした効果も、飲食店・利用者、両者とも嬉しい関係が築ける点に要因があると考えられます。



まとめ

飲食業界のサブスクリプションモデル導入は、これからも拡大・普及していくことが予想されます。新規顧客獲得やロス削減が期待できるため、売上アップに大きく貢献してくれるでしょう
自分のお店の課題を洗い出しながら、その解決案とマッチするのであれば、是非サブスクリプションモデルの導入を検討してみてください!

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