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とにかく自分が大好きなものを出す!!魅力あふれる専門店と経営者の想い。3人のストーリー。

飲食店を始めるきっかけはみなさん様々。なのですが、本日は「もうこの食べ物が好きすぎて、そのお店を出したい!」という、ある食べ物に並々ならぬ“愛情”をもつ魅力あふれる3人の経営者をご紹介したいと思います!
もう好きすぎてこだわりがすごい。そしてそんなお店の吸引力って、これまたすごい。お客様にもその熱が伝染して、馴染みのあるお料理でも、食べたことない味に出会えるんじゃないか?ってワクワクしちゃうんですよね♪

行ってみたくなること間違いなし!それではご紹介です。

1. “MAISON DE FROUGE” 渡部美佳さん

スイーツ好きの女子ならご存知かもしれません。「苺」がとにかく大好きな渡部美佳さん。なんと製菓未経験でスイーツ店を始めるという大胆な経営者です!大学を卒業したのち、アパレル系のデザイン企画など、OLとして仕事をされていたという渡部さん。

ある日衝撃的に美味しい苺に出会う

苺に出会ったきっかけは、偶然、友人が美味しい苺があるからお店を始める!との事で出会った一粒の苺が始まりでした。その衝撃的な美味しさに感動し、その友人とお店を一緒に開くことに。その時、2人とも製菓においては全くの素人でした。
売上がゼロの日もあったり、最初の3年間は悩む日々が続きますが、4年くらい経過した頃から百貨店から声がかかったり、雑誌などのメディアに掲載されたりで少しずつ、認知が拡大していきます。
京都で展開しているこちらのお店ですが、銀座での開店を試みたことも。2年で撤退することになりますが、挑戦を続ける渡部さんの想いがあらわれています。

広がる苺の世界

最初は、きっかけとなった衝撃的に美味しい、その農家さんが作った苺を広めるためだけのお店としてスタートしましたが、いまでは各地のこだわりの苺を取り寄せてそれぞれに合ったスイーツを開発されています♪
お店に並ぶ色とりどりの「苺」スイーツの数々。
今では会社も設立し、世界に誇る苺の加工・流通・販売のトップを目指したい!と熱い思いをもつ渡部さん。苺への愛情から始まったモノ作りの夢は始まったばかりです!

2. “阿波や壱兆” 田中嘉織さん

東京の東中野西口にあるのはなんとそうめん専門店!店主の田中嘉織さんは徳島県出身。徳島には、一般的なそうめんの1.5倍の太さの「半田そうめん」というそうめんの特産品があります。太くてモチモチ感がありパスタのように様々な味に合わせられるのがポイントです。お店ではこちらの麺を使用し、バラエティ豊かなそうめんメニューを提供しています。

実家のそうめんの美味しさに気づき39歳でお店を開店

こちらの店主の田中さん、元々は貿易会社に勤務しており、39歳でお店を開店しています。高校卒業後に上京した田中さん、東京のお店で買ったそうめんを食べた時に、実家で食べていたそうめんの美味しさに気づいたそう。そこで実家で食べていたそうめんを友人に振舞ったところ、ものすごく評判が良かったとのこと。この時に「いつかそうめん屋さんを開きたい」と思ったのかもしれません。
その後、ある夏の暑い日、汗だくになりながら渋谷のスクランブル交差点に立っていて同じように汗だくになっている人たちを見て、「ここにそうめん屋台を作ったら、この人たち生き返るだろうな」と思いました。その後、徳島県人会の当時の会長から「やってみなさいよ」との後押しの言葉ももらいお店を開店することに!

レパートリーは300種類以上!

味のベースはお母さんの出汁。またお出汁の濃さはお客様それぞれの好みに合わせるというこだわりっぷり。酔っている常連さんには勝手に味を微調整することもあるといいます。
そして田中さんのそうめんメニューのレパートリーは300種類以上あるとのこと。そうめん愛がすごい!トムヤムクンやビーフシチューと合わせた変わりメニューも提供しています。レシピ本では100種を公開しています♪
そこにはこれまで想像もつかなかったようなそうめんの可能性が広がっています!



3. “Mont Blanc STYLE” 竿代信也さん

栗感がすごい!高級和食屋さんのようなカウンターで目の前で作られるモンブランを堪能できるMont Blanc STYLEが代々木公園近くにオープンしたのは昨年春。複数のメディアに取り上げられ、あっという間に、行列ができる名店になりました。

実はものすごく繊細な栗本来の味わいを最大限に生かす

実は私も並んで整理券をゲットして、行ったのですがもう栗そのものを食べているような・・香りと味わいがものすごく深くてとにかく今までのモンブランの常識を覆してくれます。カウンターに立ちモンブランを作る竿代さんの表情は真剣そのもので、栗に対する愛情がものすごく伝わってきました。そもそもモンブランをなぜ作りたてで提供するのかといえば、実はものすごく繊細な栗本来の味の一番美味しい瞬間を逃さず食してほしいという想いが込められています。

和栗の魅力に出会い、いつの間にか栗に夢中に

そんな竿代さん、元々は食品カタログなどを手掛けるクリエイティブディレクターでした。「デザインは作り手の想いを表現すること」という信念をもち日本全国の産地を巡っていたところ、茨城県笠間の栗の美味しさに出会い、和栗の魅力にはまったそう。
そこから谷中に栗スイーツを提供する「和栗や」をオープン。日本一の栗の郷でとれた、栗のみを使用するという徹底ぶり。そして今ではモンブランのためだけに、約2ヘクタール(約6000坪)の土地で栗を自ら栽培しています。
面白いのは、Mont Blanc STYLEの竿代さんのメッセージ。モンブランのバラエティは、洋酒をしっかり効かせたものだったり、しっかり甘さを出したものだったりと様々で、味の好みは人によって違うことに触れながら、自分が食べられる、食べたいモンブランを作りますと伝えています。一人でも多くの方に「栗本来の美味しさ」を知ってもらうこと、その想いは、ここのモンブランを一口、口に入れた瞬間に確実に伝わるはずです!

いかがでしたか?
この3人の経営者に共通しているのは、飲食店未経験で違う仕事をしていたこと、そして人生の中である食べ物の美味しさに偶然出会い、その感動をきっかけにお店を開くことを決意し、転身し全力投球で進んできたことです。
好きすぎていつの間にか仕事になっていた!
その情熱があるからこそ沢山の困難があっても乗り越えられるのかもしれません。また飽くなき探究心が自然に生まれて、どんどん世界が広がっていくのかもしれません!
飲食店に限らず、成功の秘訣はその想いの強さにある、ストーリーを追いかけながら、私自身そう教えられたような気がします。

「好き」に勝るものはない!あなたの好きを是非お客様に届けてみてください♪

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